小茂根福祉園

小茂根福祉園

いたばし社会福祉大会 福祉の森ショップ

板橋区立小茂根福祉園は、地域社会への取り組みの一つとして、近隣施設との交流や街づくりの貢献活動へ積極的に参加しています。区立福祉園ということで、板橋区が運営するイベントや社会福祉協議会が主催するイベントにも参加し、同じ板橋区内の施設として共同しています。区役所販売すまいるマーケットや、区民祭り、障がい者記念行事など、様々な地域の行事がある中、板橋区社会福祉協議会が主催する「いたばし社会福祉大会 福祉の森ショップ」にも毎年参加させていただいています。

 

今年は第14回ということですが、3年前までは歌手や落語家さんによるステージがあり、それを楽しみに会場である文化会館へ向かわれた人も多いのではないでしょうか。今年は、「コロナ禍でも福祉の森ショップを展開するためにはどうしたらいいんだろう?」と社協の担当チームが考え抜いた結果、新しい形での販売方法が生まれました。それは、「各施設や事業所のいっぴんを寄せ集めてギフトセットにしたものを販売する」手法でした。コロナ前のように大々的に商品を並べて沢山の集客はできないけれども、ささやかなギフトを作り、一つの商品として販売するアイディアは新しいですね。ギフトは5種類あり、例えば小茂根福祉園のコーヒーと前野福祉園さんや蓮根福祉園さんのクッキーがセットになっており、全て500円でした。お客様たちは次々に手に取っていましたし、2つ買って1,000円、と売れ行きも順調でした。

 

いたばし社会福祉大会では、式典や合唱などがステージで繰り広げられていました。3年ぶりの開催ということで、人と人が久しぶりに逢い、笑顔溢れる空間でした。

 お客様の中には、「フクロウ珈琲だけ欲しいんだけど」とおっしゃる方々がいて、「(詰め合わせなので)すみません」と謝罪しながらも心の中で「やっぱりフクロウ珈琲美味しいからね」と密かにマスク下でニヤついてしまうのでした。