小茂根福祉園

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ギャラリー特別企画Vol.14 ドローチって?

 みんなが描くように自由に刺繍してできたブローチ。だからドローチ!

描くという意味の drawing とbrooch が併さってできたネーミング。

ドローチは完全手づくりの1点ものです。

 

どんな商品があるのかというと…

どの商品も個性たっぷり!!!

 

ダイナミックに縫う方

 

一つ一つこまか~く縫う方

 

ビーズを仕上げにつける方

 

作製する利用者によって全く別の作品が出来るところがこの商品の魅力の一つです。

その中でも今日はMAYUKOさんが作製した商品を詳しくご紹介します。

「やり始めたら楽しい!」「細かい作業が大好き!」と話すMAYUKOさん。

 

MAYUKOさんはいつもドローチの題材をノートに書きこんでいます。

ノートに書く理由は、「思いついたアイディアを忘れないため」と教えてくれました。

 

ノートの中には

ラベンダーや桜、金木製、ひまわり、ねこ、星…

気分転換に外へ行った時に目に入る景色の中から題材を探しています。

そのため、シーズンに合わせてたくさんのアイディアが浮かびます。

このドローチは、MAYUKOさんの見る景色がそのまま商品となっているのです。

 

作製し終えた題材には印をつけ、題材が被らないように気を付けているそうです。

 

次の作品は真っ黒なりんご…?

どんな色になるかはお楽しみに。 

 

ドローチを販売して4年が経ちます。「もう4年!?」と驚くMAYUKOさん。

「4年間ずっと好きで楽しい作業。KOMONEST商品に携われて嬉しい。」と笑顔で話してくれました。

 

最近はMAYUKOさんの刺繍のクオリティーも上がりました。コツコツ頑張り屋のMAYUKOさん。

4年分の頑張りがドローチに表れています。

 

(初期の作品)

 

(最近の作品)

ちなみに裏側は皮になっています。

商品作製担当の職員が利用者さんと一緒に選びます。

皮のカット部分はトコフィニッシュという液体を使用し、丁寧に加工。

その後、すぐにピンが取れないよう、蝋引きの糸でピンを縫い付けます。

 

 

KOMONEST商品には、ドローチだけでなく、刺繍ポーチやエプロン、鬼バックなど職員が加工している商品がいくつかあります。

商品作製担当にならなかったらやらなかったであろう裁縫…

最初は工業用ミシンのセットで20分、30分とかかっていましたが、徐々に使いこなせるようになりました。

 

そんな背景のあるドローチ。

バックや洋服のアクセントにぜひ!

 

商品詳細

カラー・サイズ アラカルト

価格 ¥800 ¥1,800 ¥2,800 ※サイズによって異なります。